【完全初心者向け】Progate(プロゲート)の使い方を徹底解説!
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「Progate(プロゲート)を使ってプログラミングを始めたい!」
「Progateの効率的な学習方法を知りたい!」
「仕事をこなせるまでの道のりがわからない…」
プログラミング学習を始めたばかりだと、いろいろ出てくるツールの使い方を調べるだけで疲れてしまいませんか?
「調べたいことが思うように見つからない!!」
なんてこともざらにあるかと思います。(私はよくありました。。。)
この記事を読んでほしい人は、
- Progateを使うか迷っている人
- Progateを使って学習している人
- ドットインストールと比べたい人
このような人たちです。
この記事では、これからProgate(プロゲート)を使ってプログラミング学習を始める初心者に向けて、使い方を徹底的にお伝えしたいと思います。
【この記事から学べるもの】
- Progateを使った効率的な学習の仕方
- プログラミング学習のガイドライン
目次
Progate(プロゲート)とは?
(参照元:https://prog-8.com/)
Progateとは、「初心者から、創れる人を生み出す」を理念に掲げている、プログラミングの学習サービスです。
Progateには、大きく特徴が3つあります。それぞれ紹介します。
特徴1:低コストで始められる
Progateは、スクールや留学とは違い、無料会員(基礎レベルの18レッスン)なら完全無料で、プラス会員(公開中の82レッスンすべて)なら月額1,078円(税込)の低コストで始められるのが特徴です。
各言語レッスンの基礎部分(初級編)は無料会員で体験できるので、体験版としてサービスを利用することが可能です。
特徴2:初心者でも挫折しにくい学習環境が整っている
2つ目の特徴が、初心者でも挫折しにくい学習環境が整っていることです。
具体的に初心者でも挫折しにくい学習環境というのは、
- スライドでの学習スタイル
- プログラミングをする上での環境構築をする必要がない
という点です。
スライドでの学習スタイルなので、プログラミングではわかりにくいことでも、図解を通して、イメージで理解することができます。
さらに、初心者向けにわかりやすい説明やかわいいイラストなどが採用されているので、プログラミングに対する堅苦しいイメージを払拭してくれます。
レッスンのスライドはいつでも確認でき、迷った時の資料としても使うことができるのが嬉しいポイントです。
そして、プログラミング学習の環境構築が必要ないという点は初心者にとってもありがたいです。
現実問題、プログラミングの環境構築は難しく、多くの人が挫折をするポイントです。これをプログラミング学習を始めたばかりの頃にすると意味がわからなく、ほとんどの人が挫折します。
行く行くは必要にはなってくるものの、初心者の段階でそのステップをスキップして、プログラミングを学べるというのはホットポイントです。
特徴3:ゲーム感覚で学習できる
また、Progateはゲーム感覚でプログラミングを学べることができるのも特徴と言えます。
各レッスンをこなすことで経験値がもらえて、レベルが上がっていくため、ポケモン感覚で学習を進められます。
(参照元:https://prog-8.com/)
終了レッスン数や演習クリア数もカウントされていくので、自分自身が積み上げてきたものを可視化できるので、モチベーションの維持にもつながります。
(参照元:https://prog-8.com/)
レベルランキングもあるので、オンラインゲームさながらです。
ただし、レベルを上げることが目的ではないのでくれぐれも気をつけてくださいね。
【Progateの特徴】
- 低コストで始められる
- 初心者でも離脱しにくい学習環境が整っている
- ゲーム感覚で学習できる
Progate(プロゲート)で学べる言語
Progateで学べる言語は以下の通りです。(2020年7月時点)
- HTML/CSS
- Javascript
- jQuery
- Ruby
- Ruby on Rails
- PHP
- Java
- Python
- Command Line
- Git
- SQL(MySQL)
- Sass
- Go
- React
- Node.js
Web系言語であれば基本的な言語は網羅されているので、初心者の学習にはうってつけです。
また、Progateでは「何を学んだらいいの?」という初心者に向けてのコースも2つ用意されています。
(参照元:https://prog-8.com/)
どちらもコース名は「Web開発パス」となっていますが、HTML&CSSは共通となっています。
それを学んでから「Javascript→SQL→Node.js」を学んでいくコースと「Ruby→Ruby on Rails」を学んでいくコースに別れます。
最終的にはどちらもWeb開発となる言語なので、どちらのコースを学んでも問題ないでしょう。
ただし、SQLはデータベースとやりとりをする言語なので、Rubyの方のコースであっても、別途学習する必要はあります。
プログラミングの言語を学ぶ手順を知りたいと思った方は、こちらの記事でプログラミングのおすすめ言語や勉強をする順番を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【Web系特化】プログラミング初心者におすすめの言語と学ぶ順番をご紹介!
【重要】Progate(プロゲート)の注意点
Progateのメリットは沢山ありますが、もちろんデメリット要素もあります。
ここでは、私が実際にProgateを使ってきて感じた注意点(デメリット要素)をお伝えしていきます。
注意点1:超初心者向けコンテンツであること
私自身がProgateを使っていて1番に感じたことは「超初心者でもわかりやすいコンテンツ」ということです。
そのため、学んだ言語に対して「もっと深く学びたいな」といった疑問がわいた時に、Progateだけでは不十分とも言えます。
また、言語によっては基礎的な内容に留めていたりするので、しっかりと演習も通して学ぶには不十分な面もあります。
そのひとつの例として、Webページに動き(スライドショーなど)をつけることができるJavascriptという言語があります。
Progateでは、Javascriptに関しては基礎的な内容のみで、実際のWebページの動きは、Javascriptを簡単に使えるように開発されたjQueryという言語を使って行うようになっています。
もし仮に、Javascriptを使ってWebページをデザインしたいとなった時には、Progateでは学ぶことができません。
楽しく挫折せずに学べるプログラミングを提供しているのがProgateの方向性とも言えるので、「基礎の基礎を固めるもの」という認識でいることが良いでしょう。
注意点2:開発に必要なツールがわからない
プログラミングでは、開発に必要な環境構築がマストとなりますが、その環境構築が非常に難しく、初心者の大きな挫折ポイントとも言えます。
現実問題、環境構築ができなければ実際に仕事をこなしていくこともできないので、絶望的な状況になってしまいます。
この初心者の大きな挫折ポイントをあらかじめスキップしてプログラミングを学べるようにしたのがProgateのすごいところです。
ゆくゆくは必要になってきますが、基本的な環境構築の説明は、Progateの各レッスンにある補足記事に必要事項がまとめられています。
注意点3:Progateをやっただけでは仕事はできない
よくある初心者の落とし穴が「Progateができる=仕事もこなせる」という考えです。
残念ながらProgateをやっただけでは、仕事をこなせるようにはなりません。
私自身が実際に使ってみて感じたことは、先ほども言ったように「Progate=基礎の基礎」ということです。
それはProgateに限らず、学習システムでは基本的な作業工程の手引きがあり、それに沿ってプログラミング演習をこなしていくスタイルだからです。
本当の基礎知識が身につくのは、Progateでの学習を終えてからの模写コーディングの段階です。
模写コーディングでは、何もないまっさらな状態から自分自身で考え、答えを導き出していきます。実際にコードを書いて、考えてこそ、Progateで学んだ基礎知識が本当の知識として身につきます。
実際に現場では使われているけれども、Progateでは教えられていないことも沢山あります。
注意点4:Progateを制覇することが目的になる
こちらも初心者にありがちな落とし穴です。
たしかにゲーム感覚で進められるというメリットはありますが、そこに焦点を当てすぎて、Progateのレベルアップが目的になってしまうというケースです。
これらの機能は、学習を楽しくさせるあくまでも補助的な機能であることをしっかりと念頭に置いておいてください。
また、各レッスンを何回も繰り返し続ける人もいます。もちろん復習は大事ですが、そこに時間を取られすぎてもいけないので、多くても各レッスンの復習は3回やれば十分です。
それ以上やるのであれば、模写コーディングをしたほうがスキルアップにもなります。
Progate(プロゲート)で独学をする時のガイドライン
「独学ってどうやって進めていくの?」
これからProgateを使って学習をしていこうと思っている人の中で、こういった疑問を感じている人もいるかと思います。
このセクションでは、私自身がProgateを使ってきて感じたことやこうしたほうがよかったと思った経験をもとに、Progateを使った独学のガイドラインをお伝えしていきます。
学習マインドセット
プログラミングに限りませんが、学習をする上でのマインドセットは非常に重要です。
特にプログラミングは、ポイントを押さえて学習をしないと、「段々とわからなくなっていき、気づいたら学習をやめていた」なんてこともありえます。
プログラミング学習で一番押さえておきたいポイントは、「なぜ・なに・どうして」の論理思考で考えることです。
コードの書き方やコードの役割は覚える必要がありますが、それらのコードをなぜ使うのか、どうしてこのポイントに必要なのか、といったことを理解することが大切です。
論理思考はプログラミングでの学習を積み重ねることで身についてくるスキルなので、最初はさっぱりわからないかもしれませが、続けることで必ず身についてきます。なので、学習をスタートしたばかりの初心者は「私には無理なんじゃ…」と早々に諦める必要はありません。
そして、初心者がやってしまいがちなミスが「完璧に理解するまで次のステップにいかない」ことです。
プログラミング学習では、数をこなすことが何よりも重要なので、1つ1つに時間をかけるよりも、意味がわからなくてもとりあえず進めていくほうがいいとも言えます。
ただ、本当に何も理解してない状態で進むと何をしているのかがわからなくなるので、1つの目安として7割で合格点くらいの気持ちで大丈夫です。
また、プログラミング学習を進めていると、わからないことが沢山出てくるかと思います。
プログラミング学習を効率的に進めるために覚えておいてもらいたいことは、「ちょっと考えてわからないなら調べる、もしくは答えを見る」ということです。
特にプログラミングでは調べるスキルは非常に重要です。実際の現場では、答えはないですし、エラーなどの対策も論理思考をもとに解決するしかありません。
調べる時のコツは「その要素を細分化し、図にして書き出す」ことです。
図にする時は、マインドマップや樹形図を使い、物事のつながりを意識しながら書き出すのがポイントです。
【学習マインドセット】
- 「なぜ・なに・どうして」の論理思考で考える
- 完璧にわからなくても7割の理解で進めていく
- わからないことはすぐに調べて解決する
- 調べる時は細分化して図にして書き出す
超初心者ガイドライン
Progateでプログラミング学習をする時のガイドラインを紹介します。
基本的には1つのレッスンを1回やっただけでは覚えきれない、そしてすぐに忘れてしまうので、各レッスンを2〜3回こなすのがベターです。
ここでは、その各周回で意識するべきポイントをお伝えしていきます。
【1周目】とにかく前に進む
Progateの1周目は、とにかく前に進むイメージです。
学習マインドセットでもお伝えした通り、7割の理解が合格点だと思って進めてください。最初はなりよりも学ぶ言語の雰囲気やプログラミングそのものに慣れることが大切です。
また、1周目は各レッスンをスピーディーに終わらせて、2週目の復習のステップに進むのが効率的です。どう頑張っても人間は忘れる生き物なので、1周目の内容は大体忘れるものと思っていたほうがいいです。
私自身も初めてProgateでHTML&CSSを学んだ時は、ほとんどの内容を忘れていました…。
2週目の時は、「お!なんか見たことはある!」くらいだったので、1周目で学んだことを忘れたとしても焦らないでください。
そして、レッスンによってはわかりやすいところと、わかりにくいところが出てくると思います。そういったところは、逐一メモをしておき、2周目に学ぶ時の参考にしていきます。
わからないところはしっかりとメモをして、見直した時に具体的にわかるようにしておきましょう。
【2周目】思い出しながら、考える
さて、1周目のレッスンが終われば2周目に突入です。
2週目のレッスンでは、1週目のレッスン時に書いたメモを中心にレッスンに取り組んでいきます。
Progateでは、各レッスンに演習問題が設置されているので、なぜこのコードが必要なのかを口で説明しながらやってみるのもおすすめです。
また、復習として2周目をスタートする時に、Progateでは演習の時に書いたコードを消すか、残すかを選ぶことができますが、基本的に復習の時は消すことをおすすめします!
コードをダウンロードして残すこともできるので、コードを残したいという方はダウンロードして保存しておきましょう。
もちろん2周目でもわからないことは、随時メモを残しておきましょう。
【3周目】2周目の課題を克服する
2周目が終われば3週目となりますが、ぶっちゃけ、3周目はお任せになります。
なぜなら、2週目を終えた段階での理解度は、言語などによりけりだからです。
もし、2周目を終えた段階でまだまだ不安なところがある場合や、わからないところが多い場合は、3周目をこなしてもいいですし、わからないポイントだけに絞って復習をしても構いません。
逆に3周目を回る時間をProgate以外の教材でこなしてみるというのも1つの手ではあります。
教材が変わると言語の見え方も変わってきますので、頭のリフレッシュにもなります。
私が実際にProgateで学習をしていた時は、複数の言語を学んでいたこともあり、各レッスンは2周までしかしていませんでした。
3周目を回る時間があるのであれば、実践形式の練習をこなしたほうがより理解が深まると考えたので、模写コーディングへステップアップしていました。
もし、3周目をやるのかどうか迷っているのであれば、私が考えたおすすめの実践レッスンもあるので、ぜひ参考にしてください。
次の「【実践】テキストエディタでやってみる」で説明します。
【実践】テキストエディタでやってみる
この実践レッスンでは、Progateの機能の特徴を利用して、実践に近い形でレッスンをこなしていきます。
それが、テキストエディタにコードを実際に書いてみるというやり方です。
Progateではコード入力を簡略化するために、文章をコピーして貼り付ける場面がいくつも出てきます。また、各作業に対して具体的な指示があるので、道に迷うことはありません。
なので、いざ実際にコードを書いてみた時に、「どう書くんだっけ?」となったり、演習の時には理解していたけれども「これってどういう順序で組み立てるんだっけ?」となったりして、かなり迷子になります。
そういったポイントを払拭するには、テキストエディタに実際にコードを書くのが得策です。
実際に書いてみることで、「理解していたつもりだったけれども、本当は理解できてなかった点」が浮き彫りになってきます。
実際にテキストエディタに入力をする時は、Progateの演習のコードを残したまま復習をするといいでしょう。
(コードを削除するとProgateとテキストエディタ両方にコードを打ち込まないといけなくなるため)
テキストエディタでコードを打ち込むと、必ずと言っていいほどエラーが出たりします。
エラー対処こそプログラミングじゃないかと思うくらい、エラー対処は重要です。Progateの演習では、エラー要素を逐一教えてくれて、さらにアドバイスまでしてくれますが、実際の現場でそうはいきません。
エラー対処の勉強にもなるので、実際にテキストエディタにコードを打ち込んでいくのは非常におすすめです!
模写コーディングよりは簡単で、Progateの演習よりは難しくなるので、ちょうどいいレベル感での練習になりますよ。
エンジニアの登竜門にトライ!
Progateでの学習を一通り終えたら、次は模写コーディングのステップです。
この模写コーディングは、エンジニアの登竜門とも言われるもので、Progateでの演習問題とは違って答えがありません。
同じ見た目でも、違うコードの組み方で再現することができるので、「自分の頭の中で考えたことをPCの画面上で再現できるかどうか」がすべてです。
しかしながら、何のカンペもなしにいきなり模写コーディングを行うのは難しいと思うので、ディベロッパーツールの「検証ツール」を使うことで、模写するサイトがどういうコードでできているかを確認することができます。
こういった機能を使いながら、登竜門でもある模写コーディングにチャレンジしていってください!
検証ツールについては、Progateの補足記事でも使い方が書かれているので、ぜひチェックしてみてください。
参照:Progate 検証ツール(デベロッパーモード)の使い方
Progate(プロゲート)での学習を楽しくする方法
Progateでは、学習を楽しくする方法が沢山あります。
様々なツールを使って、プログラミング学習をより楽しくする方法をお伝えしていきます。
POINT1:ProgateとSNSを連携させる
Progateでは、レベルアップやレッスンクリアをSNSでシェアすることができます。
主にTwitterとFacebookのみになりますが、これらのSNSアカウントを作成して、プログラミングの勉強報告アカウントを作ってみてください。
自分がやっていることを発信するだけでなく、自分の目標などもSNSで宣言し、あとに引けない状況を作ったら、より学習に身も入り、何より諦められない状況にもなります。
SNSでシェアをすると、ハッシュタグ経由で他の人が反応してくれることもあるので、そこから交流が生まれ、プログラミング学習が楽しくなってきます。
ただ、中には営利目的で近づいてくる人もいるのでご注意ください。
POINT2:SNSでアウトプットする
インプットばかりでは、一向にスキルは上達しません。
それは単に知識が増えているだけなので、インプットばかりの人は雑学王みたいなものです。
ではどうすればいいのかというと、具体的には、Progateでわからなかったところを理解したポイントやレッスンの感想、課題を解決する案などを発信していくのが良いでしょう。
とにかく、自分の中にある知識を外に出していくことはかなりおすすめです。
POINT3:スマホアプリを入れる
ProgateではPC版だけでなくスマホアプリも配信されています。
そのおかげで、いつでもどこでもプログラミングの学習を進めることができるようになりました。
従来のプログラミング学習では、PCに必要な環境を構築して、初めて学習をすることができましたが、そのあたりの煩わしさをすべて取っ払ったProgateだからこそなせる機能です。
Prgateはアカウント情報で情報を管理しているので、PC版・スマホ版両方使っても月1000円ちょっとで済むので、むしろ使わないと損です。
隙間時間を有効活用し、プログラミング学習を進めていきましょう。
Progate(プロゲート)を使ってみた感想
ここからは、実際にProgateを使ってきて感じた「メリット」と「デメリット」をお伝えしていきます。
Progateを使って感じたメリット
まずはメリットを紹介します。
超初心者でもわかりやすく学習を進められる
超初心者でもわかりやすく学習を進められるのは、Progateの最大のメリットではないかなと思います。
私自身は大学の時に、プログラミングのことをまったく知らない状態で、プログラミングの講義を受講したことがあります。その時に感じたことは、「とにかく訳がわからない!」ということでした。
その初心者にとってわかりにくい部分を、スライドでの図解を用いて、懇切丁寧に説明をしてくれるProgateは本当にすごいと思いました。
間違っている箇所を教えてくれる
演習の最後には確認があり、間違っている部分があればアナウンスしてくれます。
そして、プログラミングで厄介なエラーに関してもアナウンスをしてくれます。
演習の各ステップではヒントもくれるので、初心者が学習につまづかないようにする工夫が沢山あります。
とにかく初心者のうちは自分自身のミスにも気づきにくいので、そういったミスを1つ1つカバーしてくれる機能はかなり重宝されます。
Progateを使って感じたデメリット
続いてデメリットをご紹介します。
道場コースが難しい
各言語のレッスンの中には、道場コースといった実際にサイトを作ってみるレッスンがあります。
Progateでは先ほどお伝えした通り、間違っている箇所を教えてくれますが、この機能が裏目に出てしまう時があります。
実際の道場コースでは、フォントの微妙なズレなどは考慮して作ったサイトが実際のサイトとどうなのかを判定をしてくれます。
この判定基準がProgate側が設定した基準を超えていないと、合格判定がもらえません。なので、サイトの見た目は同じなのに、入力したコードの微妙な違いから合格判定が出ないといったトラブルが発生します。
これは私自身も体験した話で、サイトの見た目は同じなのに合格判定がでないことから、どこをどう間違えているのかがわからなくなり、先のステップに進めなくなりました。
そのレッスン自体は飛ばしましたが、後からもう一度やった時に、微妙なコードの違いから合格判定が出なかったのだとわかりました。
道場コースをこなすこと自体はそれまでの復習なので、クリアすることはできますが、Progateが意図しているプログラムを組んで演習をクリアするという点で難しいと言えます。
環境構築のやり方がわからない
Progateは、プログラミングに必要な環境構築を切り取って、初心者でもすぐに学習をスタートできるようにした学習サービスです。
そのため、実際の仕事をする上ではプログラミングの環境を構築する必要性があります。
しかし、その環境を構築する方法がProgateではわからなくなっているのがデメリットとして挙げられます。
Progateの各レッスンでは、必要な環境を構築するための補足記事というものが用意されていて、それを読むことで必要な環境構築がわかるようにはなっています。
しかしながら、どれも簡易的なものなので、本当に環境を構築しようとすると不十分です。
Macユーザーであれば、Macで使える便利なツールなどもあったりするので、環境構築という意味ではProgateの補足記事を参考にしながら、自分で調べてやっていくしかないでしょう。
Progate(プロゲート)とドットインストールの違い
Progateとよく比較される学習サービスとしてドットインストールが挙げられます。実際に初心者の方であれば、どちらで勉強をするかが別れるところでもあるかと思います。
なので、ドットインストールとProgateの違いにも触れておきたいと思います。
ドットインストールとは?
(参照元:https://dotinstall.com)
ドットインストールとは、動画形式での学習スタイルでプログラミングを学ぶことができる学習サービスです。
1つの動画が長くても3分程度なのが特徴です。
ドットインストールもProgateと同じく、毎月リーズナブルな価格でプログラミングを学習することができて、その料金は月額1,080円(税込)です。
また、レッスンの数がProgateよりもかなり多く存在しており、学べる言語も充実しているのが特徴的です。
動画を見て、レッスンを進めていくスタイルのドットインストールでは、動画の音声を男性か女性に切り替えられたり(一部切り替えられないものもあります)、動画の再生速度を変更したりすることもできるので、好みに合わせて設定可能です。
しかし、1つだけ弱点を挙げるならば、言語や内容によっては古い情報で止まってしまっている可能性があります。
古い情報のものは「アーカイブされました」とアナウンスされるのと、レッスンごとに更新日時は記載してあるので、新旧の確認をすることができます。
(参照元:https://dotinstall.com)
Progate(プロゲート)との違いは?
Progateとドットインストールの大きな違いとしては、「実践的な環境で学べるのがドットインストール」「仮想的な環境下で学べるのがProgate」ということが挙げられます。
どういうことかというと、Progateではプログラミングを学ぶ上での環境構築が不要という大きな特徴があります。そのため、初心者でもパソコン1台あればプログラミングを学ぶ環境が整った状態で学習をすることができます。
一方、ドットインストールでは、テキストエディタなどの必要なものを揃えないと学習をスタートすることはできません。
「それだとドットインストールで初心者がプログラミング学習をするにはハードルが高いんでは…?」と感じるかもしれませんが、そうではありません。
ドットインストールでは、そういった環境構築からレッスンが始まるので、動画を見ながら実際に必要なツールを揃えることができます。
このあたりがProgateとは大きく異なるポイントです。
実際にテキストエディタなどを使ってレッスンをするため、案件をこなす段階で必要な環境を構築するために焦る必要がなくなります。
「それだったらProgateではなくて、ドットインストールで学習をした方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、ドットインストールを使う上でのデメリット要素もあります。
それは、説明がかなり簡略化された部分があったり、実際にテキストエディタなどを使用した時に出てくるエラーに関しては自分自身で対処しなければいけなかったりする点です。
説明が簡略的な部分に関しては、明確な事実はありませんが、動画自体の時間が3分以内におさめられているためだと考えられます。言語によっては、その言語を学ぶために必要な他の知識は知ってることが前提で進むので、初心者からすると冒頭から理解できないこともあるかもしれません。
プログラム上でのエラーなどの説明は動画内でありますが、それ以外でのエラー(単純なスペルミスや設定上でのエラー)に関しては、自分自身で対処するしかありません。
私自身が実際にドットインストールを使った経験から、まずはProgateで基礎を学んでからドットインストールで学習するほうが、すんなりと理解できると感じました。
そういう意味では、ドットインストールは中級者向けとも言えます。
どちらが良い悪いとかではなくて、Progateとドットインストール両方を使う事でより効果的にプログラミングを学習することができます。
【おさらい】
★Progate
- 初心者向け
- 仮想的な環境下で学べる
- 初心者でもパソコン1台あれば、プログラミングを学ぶ環境が整った状態で学習できる
★ドットインストール
- 中級者向け
- 実践的な環境で学べる
- テキストエディタなどの必要なものを揃えないと学習できない
- 動画を見ながら実際に必要なツールを揃えられる
- 説明がかなり簡略化された部分がある
- エラーを自分自身で対処しなければいけない
最後に
Progateは初心者のプログラミング学習にとってはすごく便利でわかりやすい教材です。
コンテンツの内容もアップグレードされたり、学べる言語も今後増えていくかと思います。
エンジニアとして活躍できるように学習していく上で、この記事が学習のガイドラインとして役に立てれば幸いです。
また、こちらの記事で初心者向けにプログラミング学習を始める際のガイドラインを紹介しています。ぜひこちらの記事もお役立てください。
【完全初心者向け】プログラミングの勉強を始める際のガイドライン
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