本記事では、コーディングをする際に作業効率が上がるおすすめのフォントを紹介していきます。

コーディングのフォントなので、Webサイトで表示するフォントではなく、コーディング作業をする際の<html>のようなタグを表示するフォントです。

コーディングのフォントを最適なものに変更するだけで、作業効率が飛躍的に上がります。

ぜひこの記事でご紹介するフォントを使用して、コーディングの作業効率を上げていきましょう!

目次

コーディングのフォントを選ぶ際の2つのポイント

コーディングのフォントを選ぶときには、2つのポイントに注意して選びましょう。

①可読性がある

可読性があるとは、「文字の識別ができる」ということです。

例えば、「|」と「I」と「l」を一瞬で見分けることができるでしょうか?

これは左から「バーティカルバー」「アルファベット大文字のアイ」「アルファベット小文字のエル」です。

可読性があるフォントを使用すれば、このような見分けづらい文字を識別することが容易になります。

逆にこういったフォントを使用しなければタイプミスが生じたり、読めないたびにつまずいたりしてしまいます。

そういうわけで、「可読性があること」は非常に重要になってきます。

②等幅フォントである

等幅フォントは、「文字幅がすべて統一されているフォント」を指します。

文字を手で書いていると、文字ごとに幅が変わってしまいますよね。

電子上の文字でも、フォントの選択次第では、文字ごとに幅が変わってしまいます。

等幅であれば、文字の幅を把握しやすくなり、レイアウトを管理しやすくなります。

作業効率が激変するコーディングにおすすめのフォント5選

前のパートで説明した「可読性があること」と「等幅である」ことの2つのポイントを踏まえて、コーディングにおすすめのフォントを5つ厳選しました。

ここで紹介する5つのフォントを使えば、コーディングの作業効率が激変します。

①Ricty Diminished(リクティ・ディミニシュット)

Ricty Diminished(リクティ・ディミニシュット)は、コーディングにとどまらず、エンジニアの多くが利用しているフォントです。

半角文字の二文字分が、全角文字一文字分となっています。

コーディングやプログラミングでは、全角スペースが空いていることによるエラーが発生することが多いのですが、その全角スペースを可視化してくれる機能もついています。

これから本気でプログラミングを勉強していきたいという方にもおすすめのフォントです。

下記URLからダウンロードできるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

https://github.com/edihbrandon/RictyDiminished

②Cica(シカ)

Cica(シカ)は、プログラミング専用フォントと呼ばれています。

可読性があり、等幅のフォントであることはもちろんのこと、視認性も優れているフォントです。

視認性とは、日本語との識別もでき、英数字もセリフ体になっており、非常に読みやすくなっていることです。

プログラミング専用のフォントというだけあって、プログラミングをする人にぴったりのフォントとなっています。

下のURLからチェックできます。

https://github.com/miiton/Cica

③Myrica(ミリカ)

Myrica(ミリカ)は、縦長く作られており、シャープに見えるのが特徴のフォントです。

①のRicty(リクティ)の良さを継承しながらも、スタイリッシュなデザイン性のあるフォントになっています。

縦長なことが、返って見にくくなる環境もありますが、見やすくて良いフォントなのでおすすめです。

https://github.com/tomokuni/Myrica

④Source Han Code JP(ソース・ハン・コード・ジェイピー)

Source Han Code JP(ソース・ハン・コード・ジェイピー)は、等幅フォントで見えやすいだけでなく、日本語にもしっかりと対応しています。

Adobe社が開発したということもあり、視認性に富んでいます。

「0」や「O」の識別もしやすく、ここ最近人気が高まっているフォントです。

https://github.com/adobe-fonts/source-han-code-jp

⑤Fira Code

Fira Codeは、可読性があり、ABCなどの識別が難しくない文字は、綺麗なゴシック体のような文字で大変見やすくなっているフォントです。

また、Fira Codeはコーディングの際の記号に特化していて、「===」と「==」の違いを明確化してくれます。

そのため、プログラミングなどにおいて、記号が苦手な方などはFira Codeを使用すると良いでしょう。

https://github.com/tonsky/FiraCode

まとめ

コーディング専用のフォントを使用するだけで作業効率は激変します。

普通のフォントを使用すれば、「O」か「0」、「l」か「I」が識別不可能で、作業効率が下がってしまいます。

今回紹介したコーディングフォントではどれを使用してもさほど変わりません。

コーディング専用フォントを使用して、コーダーとしてのレベルをアップさせてください!

また、こちらの記事で初心者から実務レベルまでスキルアップできるコーディングのロードマップを解説しています。ぜひこちらの記事もご覧ください。