近年ではデジタル化が進み、新聞やテレビでニュースを見ていた人も

現在は、スマホで情報を知る人が多くなってきました。

また、新型コロナの感染が続いている中リモートワークなど、仕事をする上でインターネットは欠かせません。

最近、SNSの広告でも「Webマーケティングを目指しましょう」という内容をよく見ますよね。

今働いている職場も「退職まで大丈夫」と言い張れなくなりました。

「今の収入とは別収入が欲しい」「経済的に安心したい」など実際にやってみたいと思ったものの

「上手くできるのかな?」「まず何からすれば良いか分からない」「スクールに通った方がいいのかな?」「独学では学べないのかな?」
といった疑問にぶち当たります。

この記事ではWebマーケティングは独学で学ぶことが難しいのか?の問いに対して独学で学ぶメリットやデメリット、Webマーケティングの正しい学び方を紹介していきます。

目次

そもそもWebマーケティングとは?

Webマーケティングは簡単にいうと、WebサイトやWebサービスにより集客をし、サイト上にある商品・サービスを販売する活動のことを言います。

Web(オンライン・インターネット)+Marketing(売れる仕組み作り)と言うことです。

例えば、通勤用で使うリュックが欲しくてGoogleで【リュック 通勤】と検索したとしましょう。そうすると、オススメのリュックを紹介しているブログやサイトに辿り着きます。

そのサイトを見た消費者が「このリュック欲しい!」と感じてもらい、実際に購入してもらう。この流れがWebマーケティングです。Webマーケティングの分野はとても幅広く、学ぶ内容も様々です。

1から説明していたら、何時間もかかるので今回はwebマーケティングを4種類ほど絞って紹介しますが、まずはWebマーケティングのどの分野でも意識しておかないといけない2つのことから紹介していきます。

ビジネスの三要素

ビジネスは集客×販売×商品作成の3つで成り立ちます。この中の1つでも欠けてしまうと、ビジネスは成立しません。

集客をしないとお客さんは来てくれませんし、販売したくても商品がないと商売になりません。商品があってお客さんが来ても販売しなければ利益にはつながらないですよね。

自分でマーケティングを行なっていく上でこの3つは必ず意識して取り組んでください。

集客からお金が入る流れを構築する

集客とは、売上に直結する大事な分野になります。

まずは知ってもらうことから始まります。どんな素晴らしい商品やサービスがあっても知ってもらわなければ、利益にはつながりません。

しかし、ただ知ってもらうだけでは集客には繋がりません。

売り上げを上げる仕組みを作っていくためには、お客さんの心を動かすような集客を行う必要があります。

そのために、ペルソナターゲットを絞り込むことで、よりお客さんの心に届けることができるので、集客がしやすくなります。

Webマーケティングの種類4選

SEO

検索エンジン最適化のことをいいます。検索エンジンとはGoogleで検索しているユーザーにとって最も適したサイトを表示するためのシステムを言います。つまり、上位検索させるための手法になります。

Googleなどの検索結果で自分のページが表示されることで、商品やサービスを知らないお客さんがページをクリックしてくれます。

先ほどの例えで【リュック 通勤】と検索したとします。

ほとんどの人は1番か2番目に表示されているページしかクリックしないです。2ページ目にいくことなんてまずないでしょう。

しかも、1ページ目の10個ほどあるサイトの中で、7割から8割を占めるクリック率は検索の1番目と2番目のサイトが占めていると言われています。

つまりWebを使って集客していく上でこのSEO対策は必ず必要なスキルであり

メリットは広告費をかけなくてもお客さんが自分のサイトを訪れてくれることです。

Web広告

Webサイトやメールを使用して、企業が製品やサービスのマーケティングを行う宣伝活動のことを言います。

スマホでネットを使うと、表示される広告のことです。最近ではYouTubeなど見ているとほぼ毎回流れてきますよね。

また、広告費の上限を設定することが可能なので、テレビや新聞と比べ、少ない広告費で行うことができ、ターゲットも細かく設定することができるので、最後まで広告を見る確率が高くなります。

そしてお客さん側も、テレビや新聞といった広告よりも

Web広告の方が申し込みやすく、お客さんも商品やサービスを購入しやすいです。

SNSマーケティング

SNSを活用したマーケティング手法のことを言います。強みは拡散力があり多くの顧客をターゲットに集客や販売を行うことができます。

Instagramでは、お金を払って広告を出すこともできますが、基本無料で使うことができるサービスなので、広告費をかけずに集客を行うことができます。

特に近年では、ネット検索よりもハッシュタグなどを使いSNSで検索をする人が増えており、SNSの影響はかなり受けています。

メールマガジン

Eメールによって配信されるマーケティング手法になります。

特徴としては見込み客を育成することができるということです。

見込み客というのは商品・サービスに興味があり、今後購入する可能性があるお客さんのことを言います。

まずメールマガジンは、お客さんからメールを登録してもらうのですが、メールを登録しているということは、その商品・サービスに興味がある可能性が高かったり、1度その商品・サービスを買っている人であるため、リピーターになる可能性が高いです。

つまり、何度も利用してファンになっているお客さんや将来的に、購入することが見込まれるお客さんをターゲットにメールを配信することができます。

独学でうまくいかない理由

結論からお伝えすると、Webマーケティングを独学で学ぶことはオススメしません。僕自身、独学で学ぼうと挑戦した結果、ただ時間を無駄にしてしまいました。

なぜ、Webマーケティングを独学でうまくいかないか理由は大きく分けて4つあります。

1.調べるのに時間がかかる

初めて取り組むことは、分からないことの方が多いですよね。

なのでまず何から始めたらいいのか分からない状態になります。

そしてWEB業界の用語だけでも沢山あって

1つずつ調べているとかなり時間がかかります。
分からないことをネット検索するとします。そうしたら、解説しているサイトに分からないWeb用語で説明されます。

用語も分からないと意味が理解できないので、次に分からない用語を検索します。その次に分からない用語を説明しているサイトを見ても

なかなか理解できません。似たサイトを何個も見て理解しようとします。それだけでもあっという間に時間がかかってしまいます。なのでスタートからかなり遅れてしまいます。

2.調べた情報が正しい情報かわからない

分からないことを調べるときに主にネットを使うと思いますが、Webマーケティングの何を調べるのか?で出てくる答えが大きく変わってしまいます。

最初の方でも説明した通り、Webマーケティングだけでも種類があって、自分が何をするのかによって求める情報も変わります。

もし、SEO対策に対して調べないといけないのにも関わらず、SNSマーケティングのことを調べてしまうこんなことが起こってしまうと、あなたにとってその情報は間違った内容を調べていることになってしまいます。

3.実践したことに対するフィードバックがない

そもそもフィードバックとは、実践したことに対して

改善点・反省点を伝えて目標に対してのズレを軌道修正することで、成長を促進させる効果があります。なのでフィードバックを行うことはとても大事です。

実際、Webマーケティングを実践して、最初から上手くいくことはありません。と言うよりも本当にうまくいっているのか?

どこが間違っていて、どこを修正したらいいのか?自分で見つけることは難しいです。なぜ難しいかというと、自分のことを主観的に見てしまい、

改善点が見えなくなってしまいます。自分のことを客観的に見てアドバイスをしてくれる相手がいないと実践したことの反省点・改善点を見つけることが難しいため、成長が遅れてしまいます。

4.本業などとの両立ができない

そもそもWebマーケティングは実際にやり始めて、結果が出るまで時間がかかります。この記事を読んでいる人は、日中は他の仕事をしている人が多いと思いますが、仕事から夜遅くに帰ってきて

「さあやるぞ」となったはいいものの
どこを改善したらいいのか?何を調べたらいいのか?

最初からつまづいてしまうと、余計に時間がかかってしまい

最終的に諦めてしまうということになってしまいます。

これは僕も実際に陥ったことなのですが、日中は週5で本業をしていて家に帰るのは夜の20時から21時。

そこから晩御飯やお風呂を終えて取り掛かるものの、

分からないことが多く、調べた情報も分からない、そしてフィードバックを行う相手もいない状態で自分が取り組んでいることが

間違っているかも分からない。そんな状態が続くと1人独学で結果を出すことは難しいです。

逆に独学をするメリット

ここまで独学ではうまくいかない理由を紹介してきましたが

Webマーケティングを独学で行うメリットもあります。そのメリットとは次の3つになります。

1.費用がかからない

まず大きな違いは、かかる費用です。

スクールや講座で教えてもらうのにはどうしても費用がかかります。

受講料や入学金はそれぞれですが、受講料だけでも

安くて16万円、高くて50万円もするスクールもありますので、どうしても手が届きにくいですし初めて受けるのに最初から高額な費用は

「もし、上手くいかなかったら」と思うと不安になってしまいます。それに比べると独学は自分で本を買って学んだとしても

独学にかける費用は数千円ぐらいで済みますので、スクールや講座を受けるより、かなり少ない費用でWebマーケティングを学ぶことができます。

2.自分のやりたい時に勉強できる

スクールや講座を使うとある程度の時間の自由がなくなります。

なぜなら、講座の時間が決まっているからです。本業の時間と照らし合わせて、時間が合わずに受けたい講座が受けられない可能性もあります。

しかし、独学なら自分で本を読んだり、ネットや動画で勉強することがほとんどだと思うので、自分のやりたい時に勉強することができるため、時間の自由は効きやすいです。

3.いつでもやめられる

できれば結果が出るまで続けて欲しいですが、スクールに通っている訳ではないので、やめたい時や本業が忙しい時、時間がない時はいつでも中断することができます。

そして、やめるプレッシャーや「こんなにお金を使ったのにやめるのか」と自分を責める心配もありません。

また、反対に時間の余裕ができた時は再開もできるのが独学でWebマーケティングを行うメリットになります。

Webマーケティングをどうしても独学で勉強したいなら

Webマーケティングを独学で勉強する方法は次の5つになります

この5つは、ほぼ無料で学べたり、かかっても1000円から3000円程度なので、比較的スタートしやすいです。「Webマーケティングを始めたいけど不安だから、まずは独学からしたい」と思っている方はまずはこの5つの方法で学ぶことから始めて見てください。

1.WebやSNSで情報収集する

Webサイトで検索をすると、画像付きで解説してくれているサイトがあったり、Twitter・Instagramで情報発信をしている人が多く存在します。

SNSでは投稿できる文字数や画像が制限されており、必要最低限な情報をまとめて投稿しているので、初めての方でも読みやすいです。反対にWebでは文字の制限がないので「もっと深く知りたい!」と思う方はWebサイトを使って情報収集するといいです。

2.動画やnoteなどのコンテンツを見て学習する

WebやSNSよりも深く知りたい方・時間の確保が難しいため移動時間で学習したい方はnoteや動画サイトを見て学習することをオススメしています。

noteでは有料コンテンツの記事もあるため、WebやSNSと比べてわかりやすく、なおかつ詳しく丁寧に解説しているものもあるので、さらに勉強をしたい人はnoteのコンテンツを見るといいです。

まとまった時間の確保が難しかったり、両手があく時間がない方は、動画サイトを見て通勤時間中や家事など用事をしている時でも学習にあてることができるため、時間の確保ができます。

3.本を読んでみる

本を読むメリットは途中でわからなくなったり「前の話はなんだっけ」と思った時に、いつでも読み返せることができることです。費用も数千円で済むためスクールに通うことと比較すると安い費用で勉強することができます。

しかし書店には、沢山の本が売られているため、「どの本から買えばいいのか?」わからなくなりますよね。

この後解説するWebマーケティングを独学する際におすすめの本5選で、紹介をしているので、ぜひ参考にしてみてください。

4.オンライン講座を活用する

時間が合わずにセミナーの参加が難しかったり、最近ではコロナの影響もあり遠方にいくのに不安に感じることがありますよね。

オンライン講座ならパソコンやスマホを使って勉強することができるので、セミナー会場に足を運ぶことよりも勉強しやすいです。

5.ブログなどで情報発信をする

これは実際にブログを使っていく実践的な方法です。

これまでお伝えした4つの方法はインプットの方法ですがこの5つ目はアウトプットをしながら勉強していく方法です。せっかくWebや動画コンテンツで情報収集しても使わなければ忘れてしまいます。

勉強したことを、自らブログやSNSを使って情報発信することで、より自分のスキルが高まります。また、実践することで、ブログの使い方もマスターできるので、勉強した情報はブログを使って情報発信をしていきましょう。

また、はてなブログワードプレスなど、無料でブログを開設するサービスがありますので、始めやすいです。

Webマーケティングを独学する際におすすめの本5選

Webマーケティングの本はかなり多く何から読めばいいのか分からないですよね。

中には中級者・上級者向けの本があり初心者の方には実践することが難しかったりしますが、僕は本を買う際意識していることはがあります。

それは、わかりやすい内容なのか?と言うところです。買って読んでは見たものの、結局内容が難しくて理解ができなかったりすると、途中で諦めてしまいますし、お金の無駄使いになってしまいます。そうならないためにも、本を買って学習したい方は参考にしてみてください。

1.沈黙のwebマーケティング

ページ数は多いですが、中身は小説形式のストーリーになっているため

スラスラと読みやすく途中でイラスト付きで解説しているので、内容がスッと入りやすくなっています。SEO対策ペルソナ設計など

実践していく上で意識しないといけないことや戦略の方法が細かく解説されているため、これからWebマーケティングを始める方にオススメの本になっています。

2.マンガでわかるwebマーケティング

基本的な用語の解説からWebマーケティングの全体像や

基礎知識が学べる本なので、これから始める方にとって理解しながら実践的に学ぶことができる本になっています。

またこちらもストーリー調でマンガのイラストになっているため、「字を読むのが苦手」といった方が読んでも理解がしやすい内容になっています。

3.ハイパワーマーケティング

こちらは初心者というよりも中級者向けの本になっています。

翻訳されている本なので、多少読みにくいところがあるかもしれませんが

この本からは、顧客の理解、強みの発見、ターゲットを絞りながら、顧客と顧客のお客様の関係性を構築していくために必要な大原則を習得できます。

4.全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術

Webマーケティングの中でもコピーライターとしての押さえるべき

44のテクニック・トリガーが解説されている本になっています。顧客に最後まで読んでもらうためのポイントが書いてありますので、実践していきながら読むといいですよ。

5.シュガーマンのマーケティング30の法則

メンタリストDaigoさんも「あなたが何かを売る仕事をしているなら10倍の値段で買って損をしない本」と推奨している本になります。

顧客がモノを買う心理トリガーを解説していたり、アクションステップがあり、学んだ内容を実践しやすい本になっています。

教えてもらって実践的に学びたいなら

実際にスクールに通うことをオススメしています。

理由は費用はかかりますが、独学に比べてWebマーケティングのスキルが早く身につくからです。あなたの目標がWebマーケティングを知ることなら

独学でも十分知ることができますが、この先、Webマーケッターとして活躍することを目標にしているなら、自分で調べるよりも教えてもらい

1日でも早く、結果を出すことを意識してください。

スクールや講座を使って学ぶ

どんなスクールや講座に参加すればいいか分からないですよね。

費用や内容もスクールによって違いがあり、公式サイトを見ただけではイメージが難しいと思います。

こちらの記事でスクールの比較を詳しく解説していますので「どんなスクールに通うか迷っている」といった方はぜひ読んでください。

【スクールの比較記事はこちらからクリック】

まとめ

独学でWebマーケティングを学ぶことは不可能なことではありませんが

分からないことがあれば、実際に自分が目指している分野で

活躍している人に教えてもらう方が圧倒的に上達が早いです。
いくら頑張って取り組んだとしても結果が出なければ、やっていても面白味は感じないですし、やる気も無くなってしまいます。

Webマーケティングを学ぶことを目標にするのではなく、Webマーケティングで稼ぐことを目標にしてください。

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