飛び込み営業をやることになったが、どのように飛び込み営業をすればいいかイメージが湧かないと悩んでいませんか?

今回はそのような悩みの人のために、飛び込み営業を上手く行うための考え方と飛び込み営業のやり方の解説をこの記事で紹介させて頂きます。

飛び込み営業のポイントやコツを知りたい人はこの記事を読み進め、飛び込み営業が成功するイメージを付けてもらえればと思います。

目次

飛び込み営業で押さえておきたい4つの心構え

飛び込み営業で押さえておきたい4つの心構え

まず飛び込み営業を行う際に必ず押さえておきたい飛び込み営業の心構えをお伝えいたします。

何も考えずに適当に営業するのはではなく、飛び込み営業が成功する思考のコツを知り、飛び込み営業を行うことで営業を上手くいかせやすくなります。 

まずはその飛び込み営業をする際の思考のコツを抑えておきましょう。

訪問数を増やすことにこだわる

飛び込み営業を行う場合、訪問数を多くすることはとても重要です。

飛び込み営業は普段、私たちが生活する中ではあまり行わない行動なので、実際に飛び込み営業を行おうとすると緊張や不安を感じることが多いです。

初心者の場合、緊張や不安は慣れて克服することが王道ですので、ある程度の訪問数を経験することはとても重要になります。

飛び込み営業の経験を積んだとしても数にこだわることは重要です。 なぜなら、飛び込み営業はお客様の所に急に訪問するので、お客様の都合がどうしても悪い、お客様が不在等のことがよくおきます。

その場合、勇気を出して訪問したとしても商談を行える数が一般的な飛び込まない営業よりも少なくなってしまいます。ですので、飛び込む母数を多くし商談ができる数をある程度確保する必要があるというわけです。

以上のように飛び込み営業の場合はまずは訪問する数が重要になります。ですので、訪問数は意識的に増やすことを意識しましょう。

選り好みせず全て訪問する

選り好みせず全て訪問する

飛び込み営業を行う際の二つ目の心構えとして重要なのは「選り好みせず全て訪問する」ということです。

飛び込み訪問先を選ぶ営業マンが実際に僕の同僚にもいました。自社製品を必要としてそうなお客様を探すことは悪いことではありません。ただ、外回りしてないときにやりましょう。

何故かというと、飛び込み営業の場合、実際に飛び込んでもお客様や担当者が不在など様々な理由で商談に持ち込めないことが多いです。

そのため、飛び込みやすい雰囲気のお客様でも商談が出来ないことや反対に、飛び込みづらい雰囲気のお客様でも商談が出来たりします。

実際に商談に持ち込めるかは飛び込んでみないと判断が出来ないということです。それほど商談ができる場面が貴重なため、商談ができる可能性は出来る限り広いほうが効果的です。

訪問先を選んでしまう気持ちはとてもわかるのですが、出来る限り商談に持ち込める可能性を広げるために全て訪問することを意識しましょう。

断られても仕方がないと割り切る

飛び込み営業をする際の心構えの3つ目は「断られても仕方がないと割り切る」ということです。

飛び込み営業をする際に今は忙しく都合が悪いと断られてしまう経験を多くします。断られた際に断られるごとに自分を責めて落ち込む営業マンが多くいました。

自分を反省することは素晴らしいことですが、自分を責めて落ち込み、不安が大きく動けなくなる営業マンが僕の同僚にいました。

飛び込み営業の場合はお客様側にも都合がありますので、断られる度に自分を責めてしまえば、自分の精神を追い込み辛くなってしまいます。

断られた際は他に自分が出来たことは無いか反省と振り返りを行なった上で、自分を責めずに割り切ってしまいましょう。「偶然都合が合わなかった」とそんな風に思い割り切ってしまえば、とても楽な気持ちで次の飛び込み営業に活かせます。

断られた際は振り返りを行い、あまり自分を責めずに割り切る精神を大切にしましょう。

効果がある方が正しい

効果がある方が正しい

飛び込み営業を行うための心構えの最後は「効果がある方が正しい」という考え方です。あらゆる営業の場面での判断基準は「効果がある方」という考え方です。

この記事ではこれから実際に飛び込み営業を行うための準備から実際の方法論まで様々なものを解説していきます。営業を行う上で服装やネクタイの色、話し方、口調など様々な場面でどのようにすればいいのか悩むことが多くあると思います。

営業においてのすべての判断基準はすべて「効果がある方が正しい」ということです。

例えば、ネクタイが光沢のシルバーにすればお客様が良い印象を持ち営業に有利であれば、すべての営業マンは光沢のシルバーのネクタイをするべきです。

服装や挨拶など営業に関わることすべては効果的な方が正しいという判断軸で飛び込み営業も考えていきましょう。

飛び込む前に行う営業準備

飛び込む前に行う営業準備

ここまで飛び込み営業の心構えについて解説してきましたが、ここからは実際に飛び込む前の行う準備について解説していきます。

飛び込み営業は飛び込む前の準備をしっかりと行うことで飛び込み営業を成功確立を大きく伸ばすことが出来ますので、しっかりと準備を整えて望みましょう。

怖いという気持ちを取り払う

まず飛び込み営業をする上で飛び込み営業に対する「断られる、怖い」などの恐怖心を取り除きましょう。

これは昔の僕が飛び込み営業を始めた際に飛び込み営業に対する恐怖心を持っていました。その恐怖心から不安や緊張をしてしまい飛び込み営業で力を発揮することができませんでした。

緊張から言葉が弱々しくなり、不安から堂々と弱気な姿勢で簡単にお客様からも断られてしまいました。弱気な人の提案ほど断りやすいものはありません。

僕の過去の経験上、飛び込み営業は特に「断られる、怖い」などの恐怖心が強く現れる傾向にありますが、その恐怖心を取り払うことで大きく成果を伸ばす人が大勢いました。

まずは飛び込み営業に対する恐怖心を取り除くことで飛び込み営業で成果に繋げる第1歩になるはずです。

見た目を清潔にする

見た目を清潔にする

まず、飛び込み営業を行う前に自分の見た目を清潔にすることを意識しましょう。見た目を整えることがお客様に与える印象に大きく営業を及ぼすからです。

これはメラビアンの法則といい、第1印象を決める際に人は視覚情報から判断する割合が6割近くを占めるという理論です。

このメラビアンの法則から営業マンの第1印象は見た情報から半分以上判断されてしまうということです。ですので、汚らしい見た目だった場合その印象がそのままお客様の印象に残る可能性が高いということになります。

飛び込み営業において、相手が持った印象が良いというのは商談を持ち込む上でとても重要です。印象が悪い人の話を聞こうと思うでしょうか?

印象が悪い人の話を聞きたいと回答する人は少ないと思います。ですので、しっかりと見た目を清潔にすることを意識しましょう。

会話のネタをいくつか確保しておく

飛び込み営業の場合、自己紹介を終えた後から焦りや緊張で頭が真っ白になり会話が途切れてしまうという経験がありました、その時のためにどのような話の展開をするのか少しイメージを付けてから飛び込み営業に望みましょう。

天気や家族構成の話なのか軽く自己紹介からどのように話を展開していくか思い浮かべていくと焦らずに営業を進めることができます。

会話の展開をイメージしていることにより、自分に対しての安心や落ち着きにも繋がりますので、どのような雑談を展開するのかネタをイメージしておきましょう。

飛び込み営業のコツ

飛び込み営業のコツ

ここでは飛び込み営業をする際に上手くいかせるための実際のコツをお伝えします。

ここで紹介するコツは自分が効果的だった方法に加え、僕の部下が実際に飛び込み営業で結果が出た方法に厳選して紹介しています。

最短で飛び込み営業の成績を伸ばしていきたい人はこのコツを意識するだけで、着実に営業成績に影響してきます。このパートのコツをしっかりと読み込み、飛び込み営業に実際に活かしていって下さい。

商談の話以外で信頼を得る

まず飛び込み営業においてはお客様の信頼を獲得することがとても重要です。飛び込み営業はお客様との関係値が一切ない状態からスタートします。

関係値が一切無い他人から何か契約やサービスを購入しようと思う人は少ないと思います。商談を行う前にまずはお客様との信頼関係を築くことから始めましょう。

お客様との信頼関係を作る時のコツはお客様を「幸せなキモチにさせる」ということが重要になります。

具体的にお客様を幸せなキモチにさせて信頼関係を作る具体的な方法が知りたい人は別の記事で紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

1回目の飛び込みで売り込み過ぎない

飛び込み営業の次のコツは「1回目の飛び込みで売り込み過ぎない」ということです。一回の飛び込みで契約を決めることが理想です。

ただ、その理想を追いかけて無理に営業を続けるとお客様が営業マンの無理な営業ペースにお客様の頭の思考が付いていけず断られてしまいます。

お客様との信頼関係が作れていない状態で無理に営業を行ってはいけません。一回で信頼関係が作れなかった場合は無理に営業をせず2回目に持ち込みましょう。

信頼関係がない状態での無理な営業よりも、2回目に持ち込みしっかりと準備とお客様との関係を作った営業の方が成約率が高いことが多いです。

1回目で無理そうであれば無理に売り込みをせずに複数回の訪問で決めるという考えを持っておきましょう。

丁寧で礼儀正しく尊敬を持って話す

丁寧で礼儀正しく尊敬を持って話す

営業を行っている際は常に気を配り丁寧に礼儀正しく尊敬を持って話すことでお客様に信用してもらえる営業に生まれ変わります。

なぜなら、営業マンが考えていることは会話を重ねることでお客様に伝わり、お客様は僕ら営業マンの些細な行動や発言から人間性を判断しているからです。

基本的に人が考えていることは相手に伝わります。嫌いと考えている人が自分と話している際に、その嫌いという気持ちが何となく伝わる経験をしたことはありませんか?

このように自分が考えていることは気持ちで相手に伝わるので、相手に好意を持って接することでその感情が相手に伝わるということです、。

自分が尊敬や好意を持った感情を持ってお客様に接することで、お客様にその感情が伝わり信頼を得やすい状態になります。お客様には礼儀正しく尊敬を持って話すことを意識しましょう。

まとめ

今回は飛び込み営業をする際に上手くいかさえるポイントをお伝えしてきました。ここでお伝えしたことを意識して飛び込み営業を行って営業成績向上につなげて下さい。