事業を拡大させて売上を伸ばすには、広告運用は重要な鍵だとお考えではないでしょうか?

今やWeb広告はビジネスにおいて欠かせない存在になりました。

ですが自分でやるには難しく思ったように成果も出ない、やはり成果を出すためにはプロに任せるという方法が良いが、どの広告代理店に任せるべきか迷っているかと思います。

そこで今回はWeb広告代理店の選び方について詳しく解説していこうと思います。

目次

広告代理店選びの基準を明確にする

いざ広告運用を広告代理店にお願いしようとしても、代理店の数が多すぎてどこを選べば良いかわからず、なかなか決まらないといったケースは珍しくありません。

どんなことをやっているわからないからと、安易に手数料が安いところに決めるのはおすすめしません。

代理店を選ぶ際のきちっとした基準をご紹介するので、この基準を持って選んでみてください。

広告の運用体制はどのようになっているか

その代理店の営業や運用者、または部署などがこれからどのように関わるか、運用体制がどうなっているかは事前に把握しておきましょう。

サポートしてくれる人が多ければ良いというわけではなく、広告についてわかっている人とすぐに連絡が取れるようになっているか、代理店内でしっかり情報共有がされているかなどが重要です。

運用担当者が中心となって運用していくことになりますが、複数の広告を受け持っていることも多く、細かく対応してもらう人が他にいると急な事態でも対応が可能です。

運用担当者と直接打ち合わせができるか

代理店の評価や実績で選ぶことも重要ですが、運用担当者と密に連絡が取れるかも大事なポイントです。

窓口となる人が営業マンだったりサポート部署だったりすると、思ったように連携が取れず、成果が出ないと言った影響が生まれやすくなります。

広告アカウントは作り直してくれるか?

代理店にお願いするときに、自社で使っていた広告アカウントを、そのまま運用してもらう場合には注意が必要です。

そのまま運用してもらったはいいが、実際に成果が伸びず停滞するか、悪化してしまうケースがあります。

広告アカウントにはそれまで運用していたデータが蓄積されていて、方針を大きく変えるのは代理店側にとってもリスクが大きいからです。

なので、自社の広告アカウントは自社でそのまま運用し、自社のアカウントとは別に、代理店で新しい広告アカウントを作って運用してもらうようにしましょう。

こまめに連絡が取れるか

広告運用以外でも、成果を出すために自社の方針を変更したり、会社の状況が変わることも十分考えられます。

そんな場合に、こちらからの緊急の連絡に全く対応してくれなければ、無駄に広告費を消費してしまうことになるかもしれません。

そのような状況でも対応できるように、こまめに連絡が取れる体制が整った代理店かどうかをしっかり確認しましょう。

代理店がどの広告媒体を取り扱っているか

Web広告を代行をお願いするとしても、お願いする代理店がどの広告媒体を取り扱っていて、どのように広告を出すことができるのかは確認しておきましょう。

広告をお願いしたはいいけれど、実際に運用に入って思ってもみなかった場所に広告が出たり、自社と合わない人に向けて広告が配信されていた、なんてことが起こることもあります。

さらに、長期的に媒体を増やすことを視野に入れると、新しく別の代理店を探すにはコストがかかります。

なので、代理店が扱っている広告媒体の種類は初めに確認しておくのが良いでしょう。

業界に精通していたり運用経験などの強みがあるか

実は広告代理店によって、得意な業界業種だったり、今まで成果を出してきた分野というのはあるものです。

経験を積み重ねてしっかり結果を出してきた代理店ほど、自社の強みだったり得意分野を理解しているので、営業時にそれをアピールポイントにしています。

そういった広告代理店の強みと、自社で出したい広告がマッチしていると、早い段階から成果が伸びやすいので、広告代理店の運用経験や強みは確認しておきましょう。

自社の広告アカウントの分析をしてもらえるか

広告アカウントの運用では成果を出すために戦略を立てて段階的に進めます。

その際に広告アカウントがどのような状況にあるのかわからなければ、対策や改善点を打ち出しても判断ができません。

広告運用を任せるとしても、広告の成果がいつどのように伸びるのかといった分析がなければ、その後の運営に不安が残ります。

レポートや改善案などの報告をしっかりもらえるか

広告運用の戦略は配信した広告の数値をもとに対策や改善策を立てて進めることになります。

そのため運用レポートや改善案をしっかりもらえるかどうかで、普段その代理店がどのような運用をしているかがわかります。

レポートが少なく出し渋ったり、改善案などの報告の頻度が長いと、細かく運用してもらえないかもしれないので、注意が必要です。

レポートでの分析結果と改善案をもとに様々な判断をしていくことになりますので、しっかりした運用イメージが持てると安心して任せられます。

リスクに対してもサポートしてもらえるか

広告運用を代行をしたからといって、成果が右肩上がりに伸びるわけではなく、どのような代理店でも運用には必ずリスクがつきものです。

そのため、リスクについてもしっかりと対策を考え説明をしてもらえるか、すぐに対応してもらえるかは確認をしましょう。

広告で成果を上げるためには様々な施策が必要になりますが、しっかりとリスクを把握して対策を考えなければ判断ができず、成果が伸び悩んでしまうことになります。

代理店の運用担当者は信用できるか

Web広告代理店を選ぶ際に犯しがちなのが、その代理店の実績や営業マンとの話し合いで決めてしまうことです。

どの代理店にも広告の運用には必ず運用担当者がおり、運用担当者の経験が浅ければ思ったような結果が得られないことも起こり得ます。

広告運用を依頼して、どのていど結果が出るかはその運用担当者に左右されるのです。

広告の認定や資格を持っているか

広告運用はシステム化が進み誰でも広告を出すだけなら簡単にできるようになってきました。

ですが、広告は出せば良いという時代は過ぎ去ってしまい、効果的に運用するには、戦略が必要になってきています。

広告媒体から認定を受けているということは、一定のスキルや運用についてのノウハウを持っているという証になります。

認定を受けていなくても、それなりに成果を出せる担当者もいますが、酷い担当者に当たることもあり、認定を受けている担当者から選ぶことでリスクを減らすことができます。

マーケティングの知識があるか

昔に比べて広告で成果を出すためには、広告の知識だけでは難しくなってきており、マーケティングの知識が必要になってきます。

担当者にマーケティングの知識がなければ、広告でお客さんを集めることができても、広告の成果が伸びなかったり、自社で達成したい目標とは違った結果になるかもしれません。

なので、自社の成果につながるお客さんをしっかり集めてもらうために、担当者にマーケティングの知識があるのかは確認しましょう。

担当広告数が多すぎないか

どんな優秀な広告担当者でも、担当する広告があまりに多いと1つの広告に割く時間は少なくなり、戦略や改善案を考える時間が取れず、広告の成果が伸び悩んだり改善に時間がかかってしまいます。

広告ツールの進化によってある程度自動で運用ができるようになってきているとはいえ、それは管理においてのことで戦略や改善案はきちんと考えて、実践していかなければなりません。

なので、担当者が抱えるだいたいの広告数を確認することで、自社で運用をお願いした時に、どこまで手厚く対応してもらえるかの目安がわかるので確認をしましょう。

広告以外に制作も行っているか

広告で成果を出すためには担当者の運用スキルや資格が重要ですが、それ以上に成果の出る広告を出すことが重要なポイントです。

そのため代理店が制作も行っている場合、広告運用以外にもデザインやコピー、動画編集といった制作側の理解もあるので、より広告の成果が出しやすくなります。

広告物の制作もしてもらえるか

広告代理店と広告の制作会社が違う場合、連携がうまくいかず成果を出すために無駄な時間を使ってしまうことになりやすいです。

さらに、しっかりとターゲットが決まって、集めたお客さんをどのように成果に結びつけるか、といったマーケティング視点の戦略を立てても、それに合う広告を出すことも難しくなります。

なので制作も行ってもらえる代理店であれば、より効率的にターゲットに合った広告運用がしてもらえるので、広告での成果が出しやすくなります。

ランディングページ(LP)制作も行っているか

ランディングページとは商品やサービスの購入や資料請求、問い合わせをさせるなど、特定の目的だけを考えて作成される縦長いページのことです。

普通のWebサイトに比べ高い効果が得られることから、近年では広告をクリックした先にランディングページを表示させることが多くなってきています。

広告と一緒にこのランディングページを使うことで自社の売上をさらに伸ばすことができるため、ランディングページ制作も行っているか、確認しましょう。